山形県撮り鉄旅-2日目②～とれいゆつばさ編～

撮影後、陸羽西線に再び乗車し、新庄へ。

ちょうどホーム上では、快速「リゾートみのり」に対して駅員さんらが横断幕を広げていました。

さて、本来ならば7月19日より運行開始したリゾート特急「とれいゆ　つばさ」に乗車したかったのですが、私が新庄に着いたのが14：51.「とれいゆ　つばさ」の新庄発は14：43。まったく間に合いません
今回の乗車を諦め、後続の山形新幹線「つばさ150号」で福島方面に行こうと時刻表を眺めながら行程を練っていたら、「つばさ150号」が「とれいゆ　つばさ」よりも山形に先着することに気がつきました
詳しく調べてみると「とれいゆ　つばさ」は一つ手前の北山形で追い抜かれることがわかりました。

どうせ福島に行くなら「とれいゆ　つばさ」に乗ってみたかったので、山形乗換での乗車を選択。

16：05山形着。こちらの駅でも、横断幕を持ってお出迎えする駅員らの姿が。
それから数分後、「とれいゆ　つばさ」に乗車。

11号車は従来のE3系の普通座席なのですが、12～14号車は、大きなカバ材の折り畳み式テーブルに畳座席、天井や座席背板には山形のフルーツをモチーフにしたレリーフを装飾しています。

15号車は「湯上りラウンジ」と称され、畳の座敷や本桜のテーブル、紅花色のバーカウンター、漆喰質の壁などで構成されています。

せっかくなので、地酒「桜花吟醸」とおつまみに燻製たまごを購入。燻製なのに半熟の黄身状態になっていて、とても不思議な食感でした♪

16号車の足湯車両は、この列車の目玉でもあるのですが、残念ながら乗車ときには既に、整理券配布済み
これは次回の楽しみにしておきましょう。

17：41福島着。元秋田新幹線で活躍していたE3系R編成車両ながら、在来線特急の扱いなので、到着ホームは在来線5番ホーム。

下車時にアテンダントから記念品を手渡されました。カバ材で作られた根付ストラップです。

改めて車両を見てみました。列車名に用いられた「とれいゆ」は、トレインと”太陽”を表すフランス語のソレイユを合わせた造語。塗装デザインは、山形県の主峰「月山」の雄大さを大きな弧で描いており、カラーリングはテーマカラーの「月山グリーン」をベースに、山形県を流れる最上川のブルーを先頭車両前面に配しています。
側面ロゴは、山形県のフルーツをモチーフにデザインされたもの。どのフルーツが描かれているかわかりますか？